〒328-0123 栃木県栃木市川原田町380-2(新栃木駅西口から徒歩30分)
鍼灸治療院 一鍼堂
鍼灸師
按摩マッサージ指圧師
栃木県鍼灸師会 学術部
当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。一鍼堂鍼灸院院長の大塚 和幸です。
私の鍼灸の原体験は、幼少期に遡ります。5歳ぐらいの頃、寺の境内で遊んでいた折、石垣から飛び降りた際に足首を捻挫してしまいました。どの程度か良く覚えていないのですが、痛くて踵がつけない状態で 家に帰ると父親が私を背負って鍼灸院に連れていってくれました。 治療が終わって先生から「足をついてみなさい」と言われ恐る恐るついてみると 痛いなりに踵がつけました。子供心に不思議な感覚でした。
私が鍼灸師を志した背景には、母親の眼病があります。母親は大人になって罹ったハシカの後遺症で 瞼の粘膜が傷み、何度も何度も手術を受けたのですが 涙の量も少なく眼を開けているのが辛かったようでした。そこで、西洋医学の手が届かないのなら東洋医学ではどうかと思い鍼灸師の道を選びました。
毎日 鍼の施術をした結果、母親は少しだけ涙の量が増え凌ぎやすくなったようですが粘膜の改善には至りませんでした。力が及ばなかった挫折感とともに鍼灸の特性であるところの自然治癒力を高める手助けが出来る事を実感しました。 そのことにより、西洋医学的重装備の医療の対象から外れた 軽度の不調(実は生活の質を下げる一番の原因!)を和ませることに専念することにしました。
施術の上で大切なのは丁寧な問診です。上手にその原因と背景を分析できれば かなりの確率で体調を良い方向に導くことが可能となります。なかには施術に抗って改善が思わしくない時もありますが、焦らずに対応していく為にも初期の分析をしっかりやっていく事が大切です。
適確な施術と心身がかみ合えば、日常生活に不自由を感じることが段々少なくなっていきます。そして自然と顔がほころび笑顔が増えていくのではないでしょうか?
その愁訴から解放された笑顔が、何よりもの報酬であることを肝に銘じて日々を送っております。
是非一度 お試しになっていただければ幸いです。